オプションの設定

  1. オプションボタン をクリックしてオプション設定ウィンドウを開きます。
  2. 「複数解答問題の場合」の欄の「不正解は減点する」の欄で、「する」をチェックします。
  3. 「減点比率の分母」は、「正答選択肢数」または「誤答選択肢数」を選択します。

複数解答問題で「不正解は減点する」を指定する場合のオプションの設定例

入力例

入力データでの設定箇所はありません。

入力例については、正解選択肢の指定方法 − 行頭に○ または 正解選択肢の指定方法 − 選択肢番号(abc)を参照してください

減点比率の分母を正答選択肢数とした場合と誤答選択数とした場合の比較

複数解答問題の出力例

上の正答選択肢数が 3 で 誤答選択肢数が 1 の場合を例にとって、受験者の解答によって評点がどのようになるかを具体的に説明します。

減点比率の分母を正答選択肢数とした場合

正答の選択肢に対して、100 ÷ 正答選択肢数 として求めた正の値の配点が割り振られます。

誤答の選択肢に対して、100 ÷ 正答選択肢数 として求めた負の値の配点が割り振られます。

  1. にわとり    誤答    配点  -33.333330%
  2. ねこ           正答    配点  33.333330%
  3. 犬              正答    配点  33.333330%
  4. うさぎ       正答    配点  33.333330%
b, c, d を選択した場合
評点: 33.333330% + 33.333330% + 33.333330% = 100.0%
b を選択した場合
評点: 33.3%
a, b を選択した場合
評点: -33.333330% + 33.333330% = 0.0%
b, c を選択した場合
評点: 33.333330% + 33.333330% = 66.7%
a, b, c, d を選択した場合
評点: -33.333330% + 33.333330% + 33.333330% + 33.333330% = 67.0%

減点比率の分母を誤答選択肢数とした場合

正答の選択肢に対して、100 ÷ 正答選択肢数 として求めた正の値の配点が割り振られます。

誤答の選択肢に対して、100 ÷ 誤答選択肢数 として求めた負の値の配点が割り振られます。

  1. にわとり    誤答    配点  -100.0%
  2. ねこ           正答    配点  33.333330%
  3. 犬              正答    配点  33.333330%
  4. うさぎ       正答    配点  33.333330%
b, c, d を選択した場合
評点: 33.333330% + 33.333330% + 33.333330% = 100.0%
b を選択した場合
評点: 33.3%
a, b を選択した場合
評点: -100.0% + 33.333330% = -66.7%  (負の評点はないため、実際は 0.0%)
b, c を選択した場合
評点: 33.333330% + 33.333330% = 66.7%
a, b, c, d を選択した場合
評点: -100.0% + 33.333330% + 33.333330% + 33.333330% = 0.0%

誤答に対するペナルティを重くするするには

正答選択肢数 > 誤答選択肢数 : 減点比率の分母を誤答選択肢数とする

正答選択肢数 < 誤答選択肢数 : 減点比率の分母を正答選択肢数とする

XMLファイルの出力例(一部を表示)

設定された配点比率の値は、XMLファイルの中を見て確認することができます。

Webブラウザのウィンドウにファイルをドロップするか、プログラミング 用のエディタを利用すると、要素が色分けされて見やすくなります。

減点比率の分母が正答選択肢数の場合

減点比率の分母を正答選択肢数とした場合のXML出力の一部

減点比率の分母が誤答選択肢数の場合

減点比率の分母を誤答選択肢数とした場合のXML出力の一部