アンケートの作成　（フィードバック）

アンケートを作成して実施するフィードバック・モジュールは、Moodle 2 から標準モジュールとなりました。

フィードバック・モジュールでは、多様なアンケートを作成することができます。アンケートを作成、実施することにより、受講者の状況を把握し、授業の調整に役立てることができます。

1. 編集モードONの状態で、「活動またはリソースを追加する」をクリックします。

2. 「フィードバック」を選択します。

3. 「追加」をクリックします。

一般設定

4. 名称を記入します。

5. 説明欄に、アンケートの内容や実施手順などの説明を記入します。

6. 「コースページに説明を表示する」か否かを指定します。このオプションを有効にした場合、上記「説明」欄のテキストがコースページ内の活動/リソースのリンクの下に表示されます。

7. 「フィードバック開始日時」と「フィードバック終了日時」（ユーザがアンケートに回答できる期間）を設定することができます。
   チェックボックスを選択しない限り、日時は設定されません。

8. 質問および回答に関する設定を行います。

ユーザ名を記録する

「匿名」の場合、回答データにユーザ名は付与されません。「ユーザ名を記録して回答とともに表示する」を選択した場合、回答データにユーザ名が付与されます。

複数回答を許可する

記名式（上の「ユーザ名を記録する」欄で、「ユーザ名を記録して回答とともに表示する」を選択した）場合、「複数回答を許可する」を「Yes」にすることで、ユーザは回答をやり直すことができるようになります。
匿名式の場合、すべてのユーザが制限なしで何度も回答することができます。（前の回答を置き換えるのではなく、一人で何回も回答を追加できるようになるので、注意してください。）

送信通知を有効にする

「Yes」に設定すると、フィードバックに対する回答があった場合、教師にメールを送信します。

問題の自動番号付け

「Yes」に設定すると、アンケートの質問に自動的に番号が付加されます。

※　誰か一人でも回答した後では、これらの設定を変更しても反映されないので注意してください。

9. 回答送信後に対する設定を行います。

分析ページを表示する

「Yes」とすると、学生に分析結果を表示します。

完了メッセージ

回答送信後に表示されるページに表示するメッセージを記入します。

次の活動にリンクする

アンケートが送信された後に表示される回答送信後のページの「続ける」ボタンに対してターゲットURIを設定することができます。 （デフォルトでは、「続ける」ボタンのターゲットはコースページとなっています。）。

10. モジュール共通設定を行います。

可視性

受講者がこの課題を閲覧できるかどうかを「表示」/「非表示」で設定します。

IDナンバー

IDナンバーを設定することにより、評定計算の際に活動を識別する手段を提供します。 評定計算に活動が含まれていない場合、IDナンバーフィールドを空白のままにすることができます。

グループモード

下記の3つのグループモードから選択することができます。

• グループなし　-　サブグループはありません。全員が、1つの大きなコミュニティの一員です。
• 分離グループ　 -　それぞれのグループメンバーは、そのグループ内のみ閲覧できます。他のグループを閲覧することはできません。
• 可視グループ　-　それぞれのグループメンバーは、そのグループ内で作業しますが、他のグループを閲覧することもできます。

グルーピング

グルーピングが選択された場合、グルーピング内のグループに割り当てられた学生は共同で作業することができます。

11. タグの設定を行います。

12. コンピテンシーに関する設定を行います。

コースコンピテンシー

この活動にリンクされているコースコンピテンシーを選択します。

活動完了時

この活動が完了した時の動作をで設定します。

13. [保存してコースに戻る]または[保存して表示する]をクリックします。「保存して表示する」をクリックすると、アンケートの編集画面が表示されます。