Moodle は、モジュールのどこでも数式が挿入できるように、TeX記法などをサポートしています。
この機能を利用するためには、あなたが利用しているMoodleサーバの管理者が、MathjaxやmimeTeXなどのフィルターを有効にしていることが必要です。
簡単な式の場合は、TeX記法に依らず、HTML エディタの上付きや下付き機能を利用することができます。
Kimootonを利用する場合は、Word文書で上付き文字や下付き文字を使用し、オプションの「フォントスタイルの変換」を有効にして変換を実行してください。
Moodle では、複雑な数式を表現するためにTeX 記法をサポートしています
\( \) または \[ \] で式の前後を囲みます。
\( \) または @ @で式の前後を囲みます。(Moodleサーバの設定によっては、@ @ は使用できません。)
例 二次方程式 \( x^2-1=0\)を解きなさい。
分数などを行内に表示した際に文字が小さくなって見にくくなる場合は \displaystyle を指定します。
指定しない場合 指定した場合
\[ \] で式の前後を囲みます。
例 二次方程式 \[ x^2-1=0\]を解きなさい。
ギリシャ文字(小文字) | \alpha, \beta, \pi | |
ギリシャ文字(大文字) | \Alpha, \Beta, \Pi | |
上付き | x^{n} | |
下付き | x_{k} | |
分数 | \frac{A}{B} | |
平方根 | \sqrt{2x+1} | |
n乗根 | \sqrt[n]{2x+1} | |
無限大 | \infty | |
ベクトル | \vec{x} | |
行列 ベクトル(太字) | \boldsymbol{A} | |
チルダ | \tilde{x} | |
ハット | \hat{x} | |
バー | \bar{x} | |
ドット | \dot{x} | |
ドット(内積等) | z = \vec{x} \cdot \vec{y} | |
ドット(省略等) | (n=0,1,\cdots,\N-1) | |
関数 | \sin\Theta, \log x | |
合計 | \sum\limits_{i=0}^{N} | |
微分 | \frac {dy} {dx} | |
偏微分 | \frac {\partial}{\partial x} f(x,y) | |
不定積分 | \int | |
定積分 | \int_{0}^{\infty} |
Mathjaxが導入されている場合の表示例を示します。