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Word 2010での行形式による数式の挿入

よくある質問

数式部分の文字が数学文字(斜体)になりません

Windows版のWordでは、数式部分の文字が自動的に数学文字になりません。そのため、利用者がフォントのスタイルを変更する必要があります。(ExcelやPowerPointあるいはMac版のWordでは、自動的に数学文字になります。)

数式ツールを起動した後、次のいずれかの操作を行ってください。

  • 左端の[標準テキスト]を2度クリックする。
  • Ctrl キーと i キーを同時に押す。
[π数式]ボタンが灰色になっていて利用できません

Word 2003 以前の形式で保存された文書 (*.doc) を Word 2010で開くと [互換モード] になります。(文書ウィンドウのタイトルバーのファイル名の後に【互換モード】と表示されます。)

[互換モード] では 「数式の挿入」機能は利用できません。通常のWord文書形式(〜.docx) で保存し直した後、再度文書を開いてください。

キー入力が受け付けられません

Word 2010での 「数式の挿入」操作の途中で、キー入力が受け付けられなくなることがたまにあります。その場合は、次の操作を順に試してみてください。

  1. ツールバーの言語設定が日本語以外になってしまっている場合は、日本語(JP)に戻してください。
  2. 入力中の数式オブジェクトを削除して、新たに挿入してください。
  3. ファイルを保存してから、Word 2010を再起動してください。
間違えて作った余分な□を消すにはどうしたら良いでしょうか

「元に戻す」ボタンを利用してください。

入力した式を行形式に変換した後2次元形式に戻すと、完全に元に戻らないことがあります

Word の仕様(不具合)です。あきらめてください。

maxやminを下付きにできません

maxやminのような文字列を下付きに指定しても、添え字maxのようになり下付きになりません。これは、Wordがmaxやminを関数名であると解釈しているためです。文字列を " "でくくると、max下付きのように下付きにすることができます。

Σや∫の上付き文字の位置が勝手に変わってしまいます

累和記号 のような式を作成した後、同じ行内に何か入力すると累和記号2のように、上付き・下付き文字の位置が何故か勝手に変わってしまいます。

Word の仕様(不具合)で対処方法はありません。下記のように、線なし塗りなしのテキストボックスあるいは罫線なしの表の中に埋め込むなどの対策を取ってください。

罫線なしの表

MacのPowerPointで、「数式の挿入」機能が見つからないのですが。

MacのPowerPointでは利用できません